Googleが「Google Web Toolkit(GWT)」の全コードをオープンソース化し、外部からも開発プロセスに関われるよう体制を整えた。同社内部の議事録も、協力者らに公開していくという。
GWTは、JavaプログラマがAjax形式のウェブアプリケーションを記述する際に利用できるツール。
2006年に入ってGoogleは、Apache 2.0ライセンスに基づいて、GWTの一部のコードをオープンソースプロジェクトに提供している。しかし、同社は米国時間12月12日、同ツールキットのコードすべてをオープンソース化し、開発プロセスに関心を持っている外部の開発者などに開放する予定だと発表した。
同プロジェクトを技術面で率いるBruce Johnson氏は、「われわれは、GWTのロードマップやあらゆる技術的な決定を、公の場で話し合っていくつもりだ。GWTウェブサイトの技術仕様書も、Creative Commonsライセンスの下で再発行した。これらの取り組みと同時に、われわれに協力してくれるグループに対して、社内開発チームの会議記録を公開しようと考えている」と述べた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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