Wal-Mart Storesは、DVDのハードコピーにデジタルコピーをバンドルするという新サービスを発表し、まだ立ち上がったばかりだが成長市場である映画ダウンロード市場に参入した。
Wal-Martが11月28日に発表したこのサービスが最初に利用できるのは、Warner Bros.の映画「スーパーマンリターンズ」となる。11月28日以降、Wal-Martで同DVDディスクを購入する際、顧客は携帯デバイス向けダウンロードフォーマット(1.97ドル)、コンピュータ向けフォーマット(2.97ドル)、携帯端末とPCの両方に対応したフォーマット(3.97ドル)、と3種類のデジタルコピーオプションを選択できる。スーパーマンリターンズのDVDを購入したユーザーは、PCからWal-Martがベータ版で公開している映画ダウンロードサイトにアクセスし、引換コードを入力することで、同映画のデジタルコピーを入手できるという仕組みだ。
Wal-Martは最終的にDVDとデジタルダウンロードのパッケージ製品の種類を拡大していくほか、数カ月以内にはスタンドアロンでの映画・TV番組ダウンロードサービスも開始する予定だ。
だが、互換性については注意事項がある。携帯デバイス向けサービスは「Windows Media Player」フォーマットを採用しており、Microsoftの「Zune」などこのフォーマットをサポートする携帯デバイスならどれでも再生できるが、Apple Computerの「iPod」では再生できない。PC向けサービスの場合、「Windows XP」と「Windows Media Player 10」が必要となり、MacやLinuxユーザーは、少なくとも現時点では利用できない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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