Microsoftは、ITプロフェッショナル向けのソーシャルネットワーキングサイト「Aggreg8」を立ち上げた。
現在のところ、Aggreg8が提供するものについて情報はほとんどない。ユーザーはMicrosoft Passport(Windows Live ID)でログインしてから、さらにAggreg8にログインしなくてはならない。Microsoft UKからはAggreg8に関する情報は得られなかったが、人々が出会い情報を交換できるフォーラムとして機能するようだ。
このサイトと同じ名称で、URLもよく似ている「Mozilla」をベースにしたRSSリーダーの開発プロジェクトもあるが、これら2つを混同してはいけない。
オープンソースの方のAggreg8を開発した英国在住のPhilip Roche氏によると、Microsoftは2006年7月、ニューヨークに拠点を置くドメイン管理会社を通じて同氏に接触してきたという。Roche氏は「Aggreg8.net」を2000ドル、「Aggreg8.com」を3000ドルでそれぞれ売却することに同意したが、その後「Aggreg8.co.uk」と「Aggreg8.org」を自身のプロジェクトのために登録した。
「私はそれら(.comと.netの両ドメイン)を売却することになり、価格についての交渉を進める中で、アプリケーションの名称を変更しなければならなくなるかも、と口にした。しかし、Microsoft側からそれが提起されたことは一度もなかった。そんなわけで、私は今のところドメイン名を変えるつもりはない。Microsoftから何も言ってこないので、次のリリースも同じ名称で出すつもりだ」と、Roche氏はZDNet UKの現地時間11月13日の記事で述べている。
Microsoftにドメインを売却して間もなく、Roche氏は自身のブログに、売却したドメインが「『Microcosm』という、Microsoftのポータルのようなもの」をホスティングするのに使われていると記した。そのMicrocosmポータルが、どうやら今のAggreg8になったようだ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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