Amazon.comのビデオストアがどのようなものになるか、同社の元社員が米国時間8月18日、ブログにスクリーンショットを掲載したのをきっかけに話題となっている。
Kokogiak.comに掲載されたウェブページには、「Amazon Digital Video」というタイトルが付けられている。Amazonが準備中と思われる同ビデオストアでは、Windows対応のモバイル機器をサポートし、映画の購入とレンタルが可能で、視聴にはソフトウェアのダウンロードが必要になるようだ。
CNET News.comでは、スクリーンショットが本物のAmazonストアのものであるかどうか確認できなかった。ウェブに掲載されたビデオストアが根拠あるものなのかどうか問い合わせたところ、Amazonの担当者からはメールで「今後の予定についてはコメントできない」という回答があった。
Amazonがスクリーンショット掲載を把握した後、削除されたページもある。
Kokogiak.comを運営するAlan Taylor氏は、2004年までAmazonに勤めていたが、ビデオストアに関連した業務を同社では担当していなかったという。同氏は電話インタビューに対し、Amazonがビデオストア参入を計画しているという記事を7月に目にして、ウェブを検索しただけだと述べた。同氏によると「裏口」を発見し、中を覗いたのだという。
ボストン在住のウェブ開発者であるTaylor氏は、「Amazonはそこに、準備中のデータを置いていた。公開サイトには何も置くなというのが教訓だ。目立たないURLを使っても、何の役にも立たない。Googleが探り出してしまう」と説明した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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