電通とサイバー・コミュニケーションズ(CCI)は、ポッドキャスティング番組に音声広告を挿入できる音声広告配信サービスの提供を9月1日に開始する。
ポッドキャスティング番組に音声広告を挿入する場合、一般的に番組本編と広告をつなぎ合わせて1つの音声データとして保存、配信する。そのため、広告の差し替えや契約期間終了後の広告削除時には、音声データの再編集が必要だった。
電通とcciが新たに提供するサービスでは、サイオンコミュニケーションズのダウンロードコンテンツ自動結合処理技術「Auto Editing CM Bank Server(AECBS)」を採用し、音声データの配信時に番組本編と広告を結合する。これにより、広告差し替え時のデータの作り直しが不要になるほか、配信する広告の種類や組み合わせを随時変更したり、期間限定キャンペーンなど広告の配信期間を制限したりといった柔軟な運用が可能となる。
音声広告配信サービスを提供するにあたり、電通はサービス構築、CCIはノウハウ提供およびシステム導入サポートを担当する。さらに、電通は、TBS R&Cがポッドキャスティングサービス「TBS RADIO 954kHz Podcasting954」内の12番組で実施する予定の9月限定音声広告配信サービスにおいて、広告販売を独占する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」