ニューズウォッチは6月12日、ニュースサイトやブログで話題のトピックをランキング表示するサービス「フレッシュアイラボ(freshEYE Laboratory)」を開始した。
ニューズウォッチは独自の日本語解析エンジンをもとに、約400のニュースサイトやブログに掲載された記事をトピック別に分けて表示する「フレッシュアイNewsWatch」を提供している。
「ニューズウォッチの言語処理技術を生かしたコンシューマ向けの初のサービスで、Googleニュースに対抗したものだ」(ニューズウォッチ代表取締役社長の金田直之氏)。Googleニュースよりも細かい3800トピックに分けている点が最大の特徴だ。7月末までには巡回サイト数を4000サイト程度にまで伸ばし、Googleニュースを超える存在になることを目指している。ニューズウォッチは2006年4月にヤフーの傘下となり、ヤフーと共同でGoogleに対抗する姿勢を明確にした。
そして新たな取り組みとして、トピックの話題度をさまざまな形で表示することで、Googleニュースに対抗する。その実験をする場がフレッシュアイラボというわけだ。フレッシュアイNewsWatchと同じ技術を利用し、ニュースやブログなどで話題になっているトピックをグラフなどを使ってランキング表示する。「新しい切り口で話題のトピックを表示することで興味を喚起し、ユーザーの滞留時間を伸ばしたい」と金田氏は狙いを説明する。
具体的には、話題になっている人物の名前や地域などを、記事数やクリック数でランキング表示するほか、12時間以内に記事やクリック数が急に増えたトピックを「急上昇ランキング」として表示する。
また、1つの大カテゴリ内で記事数やアクセス数が多いトピックを円グラフでシェアとして表示する。
将来的にはトピックに関する記事数の推移をグラフで表示したり、ネガティブワードやポジティブワードを元にトピックの評判を判定する機能も盛り込む計画だ。なお、フレッシュアイラボで公開されたツールは順次フレッシュアイNewsWatchに実装される予定となっている。
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