Googleは6月7日(米国時間)、ブラウザのブックマークや履歴などをほかのPCと同期できるFirefox用プラグイン「Google Browser Sync」を発表した。実験的なツールを公開するサイト「Google Labs」において無償配布している。
Google Browser SyncはFirefoxのブックマークや履歴のほか、クッキー、保存したパスワード、開いたタブやウィンドウを保存して、ほかのPCのFirefoxでも利用できるようにするものだ。これにより、たとえば自宅と会社で異なるPCを使っていても、同じ感覚でFirefoxが利用できるようになる。
利用するにはGoogleアカウントが必要となる。セキュリティに配慮し、Googleアカウントのほか、ユーザーが自分で指定したPINコードを入力したブラウザのみでデータを同期する。
ただし、一度ログインすればGoogle Browser Syncを使える。このため、PCを共有している場合は自分の保存したパスワードを他人が使えてしまう恐れもあるので、注意が必要だ。
Google Browser SyncはFirefox1.5以上に対応している。
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