社団法人日本レコード協会(RIAJ)は5月29日、協会加盟全社の集計による2006年第1四半期(2006年1月1日〜3月31日)の有料音楽配信売上実績をまとめ、発表した。
RIAJでは、日本国内におけるインターネットや携帯電話などによる有料音楽配信市場の拡大と、IFPI(国際レコード産業連盟)による世界レベルでの音楽配信統計の開始を踏まえて、2005年度から音楽配信統計の公表を開始している。
統計によれば、2006年第1四半期は、前期に引き続き、インターネットダウンロード、モバイルともに好調で、金額の合計で前年同期比183%の121億7321万円だった。また、インターネットダウンロードが、数量で前年同期比534%の592万回、金額で前年同期比393%の12億2050万円と大幅に伸長し、モバイルも数量で前期比163%の8303万回、金額で前期比173%の109億2872万円となった。
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