バリューコマース(ティム・ウィリアムズ取締役)などアフィリエイト関連7社は5月16日、アフィリエイトマーケティングの社会的認知向上と健全な市場 育成を目的に、日本アフィリエイト・サービス協会(アフィリエイト協会、Japan Affiliate Service Kyokai:JASK)を設立したと発表した。
参加したのは、「ジャネット」「スマートC」を運営するアドウェイズ、「アクセストレード」「アクセストレードモバイル」を運営するインタースペース、「電脳卸」を運営するウェブシャーク、「TG-アフィリエイト」を運営するトラフィックゲート、「バリューコマース・アフィリエイト」を運営するバリューコマース、「A8.net」「Moba8.net」を運営するファンコミュニケーションズ、「LinkShareアフィリエイトプログラム」を運営するリンクシェア・ジャパンの7社。協会会長には、バリューコマース取締役のティム・ウィリア ムズ氏が就任した。
主な活動内容は、(1)アフィリエイトプログラムの理解、普及促進と啓蒙活 動、(2)アフィリエイトサービスの品質維持と不正行為の監視および情報交換、(3)アフィリエイトサービス提供者が順守すべきアフィリエイト事業のガイド ラインの作成、(4)アフィリエイトパートナー、広告主のためのアフィリエイ トサービスのガイドラインの作成、(5)アフィリエイト市場に関する調査・統 計とその公表、(6)アフィリエイト関連法規の研究および啓蒙活動、(7)主務官 公庁の行うアフィリエイト関連施策に対する協力、(8)アフィリエイト関連団 体との情報交換および各種行事の共催。また、これらの活動に付帯する関連事 業も行っていく。
アフィリエイトマーケティングは、ウェブサイトやメールマガジンなどのイ ンターネット媒体の運営者が、自らの媒体を利用して、広告主であるECサイト の商品、サービスの紹介や広告を掲載し、そのリンクを通じて商品の購入やサービスの申し込みが行われたときに、成果に応じて報酬を得るシステム。日本では1999年に開始された。
05年のインターネット広告市場は2808億円、04年のBtoCのeコマース市場は5兆6400億円を超えており、今後も大きな成長が見込まれている。JASKでは、関 連行政機関や広告・電子商取引業界団体などとも幅広く協力し、健全なアフィ リエイトマーケティング業界の成長を目指す。
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