リアルコミュニケーションズ(RC)は今夏、商品在庫を持たずに電子商取引(EC)サイトを運営できるドロップシッピングサービス「RCドロップシッピング」の試用版を提供開始する。同社が5月16日に明らかにしたもの。
ドロップシッピングサービスは、商品をはじめ、物流、販売システム、回収システムを一括してASP提供する。ユーザーは独自ブランドでECサイトを開設し、同社の商品を自店舗の商品のように販売できる。商品ごとの価格や出品形態などもユーザーの判断で設定可能だ。
RCは同日、ドロップシッピングサービスに関し、アフィリエイト広告ネットワーク運営のファンコミュニケーションズ、インターネット広告代理店セプテーニ、フリーペーパー広告代理店フィールドメディアネットワークの3社と業務提携した。
今後は、RCの顧客企業1200社のウェブサイトをはじめ、ファンコミュニケーションズの顧客である個人サイト30万媒体、セプテーニの顧客である法人サイト1200媒体に同サービスの導入を進める。またフィールドメディアネットワークの顧客であるフリーペーパー各紙に対し、2次元コードを利用した携帯電話向けドロップシッピングサービスを提案する。
取り扱い商品は、化粧品、健康食品、雑貨など。RCでは伊藤忠商事などと提携し、2008年までに取り扱い商品を6万点まで拡充させることを目指す。
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