フュージョン・コミュニケーションズ子会社のフュージョン・ネットワークサービスは5月11日、ウェブサイト上でパソコンのデスクトップと同様の作業環境を提供するサービス「StartForce」のアルファ版を公開した。米StartForceがAjax技術を用いて開発したシステムのライセンスを取得。同社と共同で日本での提供を行う。
今回公開したアルファ版では、OSのデスクトップとよく似たサイト画面上に各種アプリケーションのアイコンを配置しており、それらをクリックすると、ウェブベースのインスタントメッセンジャーや、ファイルアップローダなどを呼び出す。アップローダを使用すると、専用サーバスペースに自分のファイルを保存できる。
またサイト上で、アップロードした画像ファイルの閲覧や、楽曲ファイルの再生が可能。文書ファイルを作成/保存するテキストエディタ機能を備えるほか、ファイルを保存するディレクトリの追加、削除を行える。保存可能なファイル容量は200Mバイトとなっている。
OSのデスクトップ環境と異なり、ユーザー自らがアプリケーションを追加したり、アイコンを追加することはできない。フュージョン・ネットワークスでは今後、同サービス上で動作するウェブアプリケーションを募集する計画で、APIの公開などを予定している。
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