「大手電気メーカーは例外なくこの市場への進出を目論んでいる」と語るのは、教会に最新の音声映像技術を提供するStark Raving Solutionsの経営者Dan Stark氏だ。
しかし、かつては製品を売るためなら性的コンテンツの利用も厭わなかったハイテク企業や電子メーカーも、教会に対しては異なる販売戦略を取っている。
オンラインメディアツール販売企業のAudio Visual Martは次のようなオンライン広告を掲載している。「現実を直視しよう。われわれは皆経験していることだが、日曜日の朝、(教会で)居眠りをしている人がたまにいる。しかし、あきらめるのは早い。ハイテクを駆使すれば、全く新しい方法で信者らに刺激を与えることができる。」
ミシシッピ州メリディアンに拠点を置く楽器と音響設備のメーカーPeavey Electronicsは、Sanctuary Seriesと呼ばれる新製品を開発した。
牧師や聖職者らは、教会のハイテク化に着手する際、まず最近増加傾向にある崇拝用技術に精通した技術者を呼ぶ必要がある。Teagarden氏は、教会を専門とする技術者のグループに対し、同氏なら低価格カメラ3台、ビデオスイッチャ(複数のカメラからのビデオ画像を受信し、視聴者が見る映像を選択する装置)1台、さらにディスクに直接録画が可能な米Focus製DVカメラ用HDDレコーダ「Firestore FS-4」1台で教会のハイテク化が可能と語っている。
Teagarden氏のプランにかかる費用は2万5000〜3万ドルだという。
教会がこれらの装置を備えることにより、説教の記録、編集、配信が、DVD、インターネット、テレビを通じてわずか数時間で行えるとTeagarden氏は語る。
Sharing His Light Productionsのマネジングディレクターを務める同氏は、「長年、多くの教会がこの技術を求めていた」と語った。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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