MicrosoftがInternet Explorer(IE) 7のテストにユーザーを取り込もうとしている。このテストで問題を見つけた人は、同社に報告する仕組みになっているようだ。
Microsoftは米国時間4月24日の夜にも、Windows XP用IE 7のベータ版をアップデートする予定だ。Microsoftでは、開発途上にある同ブラウザのテストに一般利用者にも参加してもらいたいと考えている。IE 7 Beta 2のダウンロードを支援するため、同社では北米、ドイツ、日本のユーザー向けに電話サポートサービスも提供する。
IE担当ゼネラルマネージャーのDean Hachamovitch氏は電話インタビューに応じ、「みんなにこの製品を試してもらいたい。それが今回の目標だ。多くの人々による利用を促すうえで、電話サポートは有効だと考えている。これがなければ、多くのユーザーが敬遠してしまいかねないから」と述べている。
Microsoftは、2006年1月にベータ版を公開した際、利用者が開発者に限定されることを推奨していた。その前の2005年7月にリリースされたバージョンは、選ばれたテスターのみを 対象とするものだった。
Microsoftではベータ第3版をリリースし、その後、Windows XP用Internet Explorer 7の正式版を提供開始する予定だ。正式版の公開は2006年内を予定している。MicrosoftではIE 7をWindows Vistaにも組み込む予定で、同ソフトウェアも複数の種類がリリースされている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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