ビデオリサーチインタラクティブは4月13日、2005年10月から2006年3月におけるブログの視聴動向をまとめ、発表した。前回の調査と同様に、総務省の「ブログ・SNSの登録者数」に協力した事業者をベースとした37社、55のサービスを抽出して集計されている。この結果、月間のユニークな推定訪問者数は1369万人(2005年10月)から1456万人(2006年3月)と約90万人増加し、依然として高い増加傾向を示していることが判明した。
直近半年間のユニークな推定訪問者数は約2210万人であった。この数字は延べ人数ではなく、この半年間の総ブログ人口が2210万人であったことを示している。また、2006年3月のブログサイト訪問者の平均視聴ページ数は97.2ページと、100ページの大台に近づいている。ビデオリサーチでは、この増加傾向の背景には総務省が昨年末に発表した「企業におけるビジネスブログとビジネスSNSの活用事例」や、本年2月末に日本ブログ協会が設立されたことが挙げられるとしており、今後は「個人の情報発信」に加えて「企業の情報発信」が加速すると予測している。
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