Googleは米国時間15日に「Google Music」という新サービスを立ち上げる。これは楽曲の歌詞や音楽アーティスト、CDタイトルなどを検索するユーザーに、素早く結果を提供するためのサービスだ。
GoogleのMarissa Mayer(検索製品およびユーザーエクスペリエンス担当バイスプレジデント)によると、Google Musicでは、アーティストやバンド、アルバムや楽曲の名前を入力すると、楽譜アイコンとともに検索結果が表示されるという。
同氏によると、購買可能なアイテムには、各オンラインストアやダウンロードサービスへのリンクが張られるという。サービス開始時には、Apple Computerの「iTunes Music Service」、RealNetworksの「Rhapsody」、eMusic、Amazon.comなどが対象となる。
「音楽ストアを立ち上げようとしているのではない。iTunesなどの音楽配信サービスにユーザーを誘導するのが目的だ」(Mayer)
Google Musicの検索結果には、それを補足するGoogleのウェブページへのリンクも含まれ、CDに収められた楽曲名や、そのバンドやアーティストがリリースした他のCDなど、キーワードに関連する詳細な情報をみられるようになる。また提携サイトのレビューの冒頭部分とともに、これらのサイトへのリンクも表示される。
「音楽に特化した検索機能は、ユーザーのニーズを満たせていなかったものの1つだ。われわれに可能な最高の質を持つ結果をユーザーに提供していなかったところに、検索のニーズがあると判断した」(Mayer)
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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