グーグルは11月17日、ユーザーが自分のサイトをGoogleに登録できるサービス「Google Sitemaps(ベータ版)」の日本語版「Googleサイトマップ(ベータ版)」を提供開始した。同時に、そのサイトをGoogleがどのようにクロールしているかがわかる統計機能も追加された。
Googleサイトマップは、ユーザーが自分のサイトをGoogleクローラの巡回対象として登録できるサービス。すでに巡回対象となっているサイトでも、最新の更新情報をGoogleに送信できる。利用料金は無料だが、Googleアカウントを取得する必要がある。Google Sitemapsは米国では6月に公開されていた。
日本語版の公開と同時に、グーグルがそのサイトをどのように見ているかが分かる統計機能が強化された。この新機能は英語版、日本語版ともに利用可能だ。
具体的にはまず、そのサイトを検索するために使用された上位5つのクエリと、サイトへのアクセスにつながった上位5つの検索クエリがランキングで表示されるようになった(画面1)。また、クロールが正常に行われたかという点や、GoogleにおけるPageRankもグラフで確認できる(画面2)。
このほか、Googlebotがそのページをどのようにクロールしたかを確認できる「ページ分析」や、サイトのキャッシュや類似しているページなど、どのようにインデックスに登録されているかを確認できる「インデックスに関する情報」も表示される。
クローラーが巡回するのに問題があった場合は、どのような問題があったかも詳しく表示される。また、携帯電話向けのモバイルサイトを登録するGoogleモバイルサイトマップも登場している。この場合、Googleの携帯サイトのインデックスにサイトを登録することになる。
画面1:検索クエリはランキングで上位5個まで表示される |
画面2:クロールが正常に行われたかどうかも確認できる |
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」