総務省もSNSを利用開始--省内のコミュニケーション活性化へ

永井美智子(編集部)2006年03月13日 20時55分

 総務省は3月13日、総務省と各地方総合通信局、沖縄総合通信事務所に勤務する職員を対象としたソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を開始すると発表した。

 サイトの名称は「地方総合通信局等SNS ―SNS for Ministry and Local bureaus―(略称:SMILE)」。NTTPCコミュニケーションズのASPサービス「SNS構築サービス」を利用した。

 SMILEを開設した目的について、総務省では、「情報通信分野の振興などの業務に関して、三者間の情報、ノウハウの共有、組織の枠組みを超えたコミュニケーションの活性化などを図り、効率的な業務運営や国民のニーズに的確に対応した行政を実現するため」と説明する。

 サイトは非公開とし、各職員が日々の業務について書き込む。参加予定人数は200名程度で、期間は3月13日から9月末日まで。

 この運用を踏まえて、総務省ではその後の本格導入について検討する。また、試行結果をとりまとめた上で、ほかの国家機関や地方自治体などがSNSの活用を検討する際の参考となるように公表する予定としている。

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総務省が描くSMILEの利用イメージ

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