ネットレイティングスは2月27日、2006年1月度のインターネット利用動向情報サービスの調査結果を発表した。
この調査によると、Amazon.co.jpが初めて1600万人台の訪問者を集め、訪問者数によるドメインランキングでも4位に上昇し、国内において、楽天市場と肩を並べるショッピングサイトに成長した。一方、楽天市場も訪問者数を初めて1800万人台に乗せ、過去最高を記録した。
また、訪問者数によるドメインランキングでは、楽天市場が初めて2位になった。Amazon.co.jpは、昨年8月までは10位前後にとどまっていたが、9月以降はほぼ毎月ランキングの順位を上げ、4位に浮上した。
Amazon.co.jpは、月間の総ウェブ利用者に占める利用率(リーチ%)でも41.4%となり、初の40%台となった。同サイトは2000年11月にオープン後、800万人となるまで3年以上かかったが、800万人から1600万人への増加はほぼ2年で達成している。
ネットレイティングス代表取締役社長兼チーフアナリストの萩原雅之氏は、「オンラインショッピングは今後も利用者数の増加が見込める分野だが、特にAmazon.co.jpの成長は著しく、楽天市場との訪問者数の差は、1年前の約300万人から150万人程度にまで縮まった。昨年のスポーツ用品など、書籍以外の取扱商品をさらに拡大させることで、楽天市場に並ぶ可能性もありそうだ」と分析している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス