航行中に高速インターネットにアクセスできたらどうだろう。
Microsoftは米国時間2月16日、ユビキタスインターネットの実現という同社の取り組みの一環として、海上でのインターネット接続を可能にする新しいサービスを発表した。同社は、アンテナメーカーのKVH Industriesと提携し、陸地から25マイル(約40km)以内の海上からでもインターネットへの接続を可能にする。
KVHの「Mobile Internet Receiver」を使うことで、「MSN TV 2 Internet & Media Player」のカスタマイズバージョンである「MSN TV」サービスのユーザーは、ウェブへのアクセスが可能になる。この計画の下で、ユーザーは「Microsoft Windows Media Player」「MSN Mail」「MSN Messenger」「MSN Radio」などのアプリケーションを利用できるようになる。
「最近のユーザーは、船に乗っているときでもインターネットに接続したいと考えている。このサービスを利用することで、ユーザーは、旅先からでもメールのやりとりやインターネットへのアクセス、そしてデジタルエンターテインメントの視聴ができるようになる」とMSN TVゼネラルマネージャのSam Klepperは声明のなかで述べた。
全長25フィート(約7.6m)以上のボートは、ほとんどがカラーTVを装備していることから、同サービスはテレビで利用できるように設計された。
Microsoftは船内のどこからでもログオンできるように無線キーボードも提供している。
「MSN TVサービス付きのKVHのMobile Internet Receiverは、Wi-Fi対応のノートPCなどの端末をインターネットに接続するためのWi-Fiアウトプットも含む」と両社は声明のなかで述べた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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