ウェブマネーは2月9日、決済の度にIDなどを入力する必要のない携帯電話向けの電子決済サービス「ケータイウォレット」を開始すると発表した。携帯電話向けのコンテンツプロバイダを顧客に見込む。
ユーザーがコンテンツ購入時などに4桁のパスワードを登録すると、2回目以降、パスワードを自動認証する。決済のたびにIDやパスワードの入力を求める必要がないため、コンテンツ単位での課金や、日割り課金といった小額決済に向くとしている。料金はウェブマネーの電子決済用口座「WebMoneyウォレット」から即時引き落とす。NTTドコモ、au、Vodafoneの各キャリアに対応する。
電子書籍サービスやニュース、天気予報、交通情報サービス、音楽および動画配信などでの利用を想定する。ウェブマネーは、ケータイウォレットを利用することで電子書籍のページ単位での販売や、ニュースの記事単位での課金、楽曲の個別課金などが容易に実現できるとしている。
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