シェルドゥーはニュースや天気などの情報をインターネット上から取得して表示するデスクトップツール「shelldo」のベータ版サービスを開始した。
shelldoは単一の機能ごとに分かれているツールで構成される、いわゆるウィジェット型のデスクトップツール。ユーザーがサービスの利用に応じて「シェル」と呼ばれるポイントを貯められるのが特徴的だ。
ベータ版サービス時には、検索機能を提供するサーチウィジェット、あらかじめ登録されたRSSでニュースのヘッドラインを表示するニュースウィジェット、設定した地域の天気を表示する天気ウィジェットに加え、シェルポイントを管理するためのシェルウィジェットの4つのツールが用意される。また、ニュースのヘッドラインが表示されるスクリーンセーバー機能も持つ。
ベータ版サービス時点では、ユーザーがシェルポイントを貯められるのはサーチウィジェットを利用した場合のみで、サーチウィジェットを使うと現在はGoogleに誘導される。今後は提携した検索サイトに誘導するとしている。
同社は、サーチウェイジェットから誘導した提携検索サイトの広告売上げのシェアや、今後計画しているショッピングウィジェットによるショッピングサイトからのアフィリエイト収入、広告配信ウィジェットを使った広告売上げなどで収益を得る計画だという。
また、selldoの本格的リリース時には、ユーザーが貯めたシェルポイントをキャッシュバックできる機能を提供していく構えだ。
インターネットのサービスと連携するデスクトップツールに関しては、Yahoo!がウィジェットエンジンのKonfabulatorを買収したりGoogleがGoogleデスクトップを提供したり、Windowsの次期バージョンであるWindows VistaにSidebarが搭載されるなど、ブラウザーと異なる新たなインターネットへの入り口として注目が集まっている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス