グリーは12月2日、同社が運営するソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「GREE」における写真共有サービス「GREEフォト」の機能強化を発表した。GREEフォトは、5月にサービスを開始したもので、11月30日現在の写真投稿総数は93万枚を超えている。
機能強化のひとつに「GREEマップ」がある。これは、ユーザーに世界各地の写真の投稿を呼びかけ、ユーザー参加型の世界写真集を作成するというもの。すでにGREEフォトには世界各地の写真が投稿されており、投稿の際にユーザーが「東京」「ハワイ」「パリ」といった「フォトタグ」(写真の属性)を自由に登録している。GREEマップではこうした共通性のあるタグを一括して検索、閲覧できる。
GREEマップでは、こうしたフォトタグとグーグルの提供する「Google Maps API」を利用し、GREEフォト上でユーザー参加型の世界写真集を作成する。
また、「GREEフォトミキサー」も公開した。これは、GREEフォトに投稿した写真を整理・編集するための機能で、Flashを利用して写真の移動や並べ替えなどができるものだ。
ほかにもグリーは、9月にアルファ版としてリリースした写真のアップロードツール「GREE UPLOADER」の正式版をリリースした。正式版では、写真の回転・自動縮小機能や、写真の一括タグ付け機能、GREE UPLOADERからのアルバム作成機能などが追加されている。
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