スカイアークシステムとコンテンツ・ファームは10月17日、共同で縦書き表記と投稿ができる「縦書きブログ構築サービス」の提供を開始した。
スカイアークシステムは、企業向けウェブサイトやビジネスブログの構築、RSS関連システムの開発などを手がけ、今回の新サービスでは主に技術開発を担った。一方のコンテンツ・ファームは、インターネットマーケティングの企画やコンテンツ作成などを手がけ、特に「読みやすく、理解しやすいウェブサイト」にこだわり、新サービスでも同様に縦書きの字間や行間、文字の大きさなどをチェックした。
縦書きブログサービスは、Movable Typeをベースに構築し、スタイルシートで縦書き表示を実現させている。ブログを投稿するときも縦書きが可能だ。縦書き表示が可能な環境は、WindowsのInternet Explorer6.0以上が基本だが、これ以外のOSとブラウザでも、自動的にFlash版(Movable Typeのコードが自動的にFlash形式に変換されて生成される)に切り替わるので、同じ縦書きコンテンツが表示される。
このサービスは法人向けに提供され、利用料金などは案件ごとに異なる。スカイアークシステムでは、「日本語は漢字かな混じり文なので当然縦に組むと読みやすくなる。特にブログでは俳句や短歌なども多く、横書きでは情緒が台無しになる」と、縦書きブログのニーズが多いことが開発の背景であり、「シニア向けブログをはじめとして、すでに何件も引き合いがある」と言う。
このサービスを利用した縦書きブログとしては、「八軒屋南斎」が公開されている。CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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