GMOインターネットグループのGMOアフィリエイトは9月27日、RSS広告配信関連事業を手がける米Burning Door Syndication Services(FeedBurner)との業務提携を発表した。この提携により、GMOアフィリエイトが日本におけるFeedBurnerの独占販売権を取得した。
FeedBurnerは、RSSおよびAtomフィードの配信管理システムを提供している。9月23日時点で同社は、7万4473のユーザーを抱え、10万9277件のフィードを管理している。両社の提携は9月8日に合意に達した。
FeedBurnerのシステムを使えば、XML対応のサイトが更新情報をフィードする際に、フィードの効果測定や、テキストおよび画像の編集、広告の挿入といった加工が可能だ。単一フィードでRSSやAtomなど複数の環境対応に対応し、コンテンツ管理者はフィードの配信頻度や掲載位置などを自由に加工できる。また、個別記事単位でのアフィリエイトの設定や、分析レポートも入手できる。
GMOアフィリエイトは2005年末に「FeedBurner.jp」をオープンする予定だ。同社のサービスでは、FeedBurnerのフィード配信管理システムの全機能に加え、今後米国において提供される新機能も全て利用することができる。
今回の業務提携についてGMOアフィリエイトは、「新しいインターネットメディアとして期待されているRSSやAtomフィードに着目した。この提携で、RSS/Atomフィードの配信管理システムと広告ネットワークが構築でき、ブログ制作者をはじめとするユーザーに新たな広告チャンネルと収入機会を提供できる」としている。
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