Googleがテレビ事業に対する同社の取り組みを強化しようとしていることが、このほど公開された人材募集から明らかになった。
同社の進めるテレビ関連の取り組みは、今年に入って公開されたテレビ番組検索のプロトタイプを含め、常に進化してきた。そして、米国時間21日には、同社のウェブサイトに掲載された人材募集の告知が、いくつかのブログで話題となっていた。
この募集の内容によれば、Googleは同社の検索/広告技術を利用して、視聴者の体験を向上させるような製品を開発するのに役立つ人材を捜しているという。Googleは「ユーザーがテレビを観る際の振る舞いを形成している重要な市場のトレンドを見つけ出す」人材を求めていると述べている。
Googleによる取り組みの背景には、インターネットとビデオ検索、テレビが1つに集約されていくなかで、YahooからAmerica Onlineに至るまで数多くのプレイヤーがこの流れから利益を得ようとしているとの事情がある。
Googleでは検索と広告の各技術を結びつけた製品を開発し、ユーザーがビデオや最新の番組をダウンロードする際にこれが使われるようにしたいと考えている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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