ポッドキャスティング関連の新興企業に、3社のベンチャーキャピタルが資金を提供することになった。これはポッドキャスティングが市場の信頼を勝ち取ったことを示す明確な証と言える。
非公開会社のPodShowは米国時間16日、Kleiner Perkins Caufield & Byers、Sequoia Capital、およびSherpalo Venturesの3社から戦略的投資として885万ドルの資金を調達したことを明らかにした。
MTVの元ビデオジョッキーAdam CurryとRon Bloomが昨年設立したPodShowは、コンテンツのプロデュースのほか、ポッドキャスターが番組の制作や配信、販売を行うためのツールやシステムも提供している。
ポッドキャストは、インターネットからコンピュータやデジタル音楽プレイヤーにダウンロードして聴くことが可能なラジオに似たコンテンツ。
PodShowという社名は、Curryが担当していた衛星ラジオ局Siriusの番組にちなんだもの。同社はさらに、ポッドキャスターのネットワークを管理するほか、ポッドキャストのディレクトリも運営している。PodShowは、新たに獲得した資金を同メディアの核となるコンテンツやツール、技術の開発、サポートに投入するという。
Kleiner PerkinsのRay Lane(元Oracle社長)とJohn Doerr(GoogleやNetscapeなどの立ち上げを支援した実績の持ち主)は、CurryやBloomとともにPodShowの取締役に就任する。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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