コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は8月12日、埼玉県川越署が違法コピーソフトウェアをヤフーオークションで販売していた大分県大分市の44歳自営業男性を著作権法違反の疑いで逮捕したと発表した。
男性は、3月13日ごろから3月17日ごろまでの期間に、ヤフーオークションを利用して大阪市の男性ほか3名に、また3月30日ごろから4月1日ごろまでの期間に、新宿区に住む女性ほか3名に対して「Microsoft Windows XP Professional」を、CD-R1枚当たり1380円で郵送販売した。
一般からの情報提供に基づいて海賊版販売を確認した川越署では、5月10日に男性宅を家宅捜査をし、PC4台、DVDドライブ3台のほか、CD-Rに複製されたソフト80枚を押収していた。所持していたCD-Rについても販売する予定があったことを供述したことから、同署では販売目的所持についても立件する予定だ。
男性は以前からPCやPCの部品を販売しており、落札者から「ソフトも欲しい」と求められ、2004年10月ごろから7カ月間で海賊版ソフトを合計4000枚を販売していた。販売の動機は生活費を得るためだった。
ACCSでは、この男性による海賊版販売をACCS会員企業からの情報提供により確認し、3月にはヤフーオークションに対して海賊版ソフトの出品情報約60件を削除するよう要請していた。なお、鑑定および告訴会社はマイクロソフトとなっている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス