America Online(AOL)が携帯電話を使ったインターネット検索に参入する。同社は米国内で、携帯電話を使ってウェブコンテンツや地元商店に関する情報を検索したり、さまざまな商品を比較検討しながら買い物したりできるサービスの試験を実施する。
「AOL Mobile Search Services」と呼ばれる新サービスに加入したユーザーは、「AOL Search service」「Pinpoint Shopping Search」「AOL Yellow Pages」の3つのサービスを利用できる。AOL MobileのゼネラルマネージャーHimesh Bhiseによると、このサービスはWireless Application Protocol(WAP)に対応する全ての携帯電話で利用でき、現在市場に出回っている携帯電話の大半はWAPに準拠しているという。
このサービスは、キーワードを入力すると検索結果のリストが表示され、そのリストをスクロールし、目当てのウェブページのリンクをクリックすると、そのページが読めるという仕組みだ。「デスクトップPC向けAOL Searchと同じレイアウトになる」(Bhise)
Time Warner傘下のAOLは、ウェブページを自動的に携帯電話の画面に表示できるようにするプロプライエタリ技術を開発したイスラエルのInfoGinと提携している。
Pinpoint Shoppingでは、製品、価格、商店の評判の比較に役立つ情報を素早く検索できる。またAOL Yellow Pagesでは、ワンクリックで商店に電話がかけられ、さらにMapQuestが提供する地図や道案内も入手できる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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