バリューコマース・グループで日本語検索ディレクトリサービスを提供するルックスマート・ジャパンは6月1日、携帯電話向けブログ検索サービスを提供するコトハコと提携し、携帯電話用サイトに向けた新たな検索サービス「エージェント型ディレクトリ検索」と「サブページ検索ディレクトリ(データベース)」の提供を開始した。
エージェント型ディレクトリ検索の「エージェント」とは、世代や興味でセグメント化した代理人のことだ。ユーザーは、エージェント型ディレクトリ検索を行う前に、4つにセグメント化されたエージェントから自身のプロフィールに合ったエージェントを選択することで、自分の世代や興味と適合性の高いカテゴリを効率的に検索できるようになる。
エージェントは、13〜19歳の男女をターゲットとした「ギャルーン」、20〜34歳のセレブ系女子をターゲットとした「エカテリーゼ」、20〜49歳のスポーツ好き男子をターゲットとした「ガッツダス」、20〜49歳のビジネスマンをターゲットとした「インテリン」の4種類に分れている。
また、サブページ検索ディレクトリとは、ディレクトリ型検索エンジンで人手のかかった紹介文やキーワードのわかりやすさを保ちつつ、情報量の少なさを補完するために考案されたものだ。トップページのみならず下の階層やさらに奥深い階層にあるサブページも検索対象とする。
ロボット型の検索エンジンで無差別にページを収集すると、不必要なページもインデックス化されて検索の品質を下げてしまう恐れがある。しかし、サブページ検索ディレクトリでは、編集者が登録したサイトに限ってサブページをロボットプログラムで収集するため、「品質のばらつきが多い携帯電話向けサイトでも、一定の品質を保ちながら、従来のディレクトリとは比較にならないほど大量の情報量と網羅性を実現する」(同社)としている。ユーザーも、目的のサブページに直接訪れることができるため、検索の効率が上がる。
同サービスは、au、NTTドコモ、ボーダフォンのすべての携帯電話向けサイトで導入が可能だ。サービスを導入するには、ルックスマート・ジャパンより提供される検索ボックスのソースコードをサイトに貼るだけだ。サイトの運営者は、ユーザーが選択したエージェントを集計することで、ユーザーの属性を推測することができ、その後の販売施策の立案が可能となる。
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