ドワンゴとプラト、携帯電話で英語の文法が習得できるコンテンツを提供

藤本京子(編集部)2005年05月16日 12時00分

 ドワンゴは、英語学習PCソフト「えいご漬け」シリーズの企画・開発を行うプラトと共同で、携帯電話向け英語トレーニングアプリ「えいご漬けi」を5月16日より提供開始する。同アプリは、NTTドコモのiモードメニューサイトとして、月額315円にて提供される。

 PCソフトのえいご漬けは、通常1万本の販売で成功とされるパッケージソフト販売市場において、15万本以上の販売実績を持つヒット製品だ。教育関連コンテンツに経験のないドワンゴだが、同社では以前よりえいご漬けに興味を持っていた。そこに、えいご漬けを携帯電話でも展開したいとしていたプラトの思いが合致し、携帯電話向けコンテンツに実績のあるドワンゴとの協業が実現した。

 えいご漬けiは、英文の組立トレーニングで英語の語順や文法を学ぶゲーム感覚のアプリだ。表示される和訳を元に英単語を並び替え、現在形や完了形など複数の変化形がある単語の場合は、選択肢より適切な変化形を選ぶ。用意されている英文は2230文で、すべての英文にネイティブの発音による音声がついており、ヒアリングのトレーニングもできる。

 また、トレーニング以外にも、英語学習に関する情報やアドバイスを随時掲載する。日替わりテストの「今日トレ」も提供され、テスト参加者のランキングや自分の階級が確認できる「マイスコア&マイレポート」なども展開する。

 えいご漬けiは、ドコモのFOMA 900iシリーズ以降および700i以降の端末にて利用可能だ。ドワンゴは、今後auなど他社の端末に向けてもサービスを提供したいとしている。

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