ライブドアは4月14日、総合ポータルサイト「livedoor」の検索エンジンを自社製からGoogleに切り替えた。きめ細かい検索や的確さなど、総合的な検索能力の強化をするには自社開発を進めるよりも、すでに定評があるGoogleを利用したほうがいいと判断した。
Googleに切り替えたのは、キーワードで検索する「livedoorサーチ」(ウェブ検索)だ。機能はGoogleの検索に準じており、4月下旬からは「サイトのタイトルのみでの検索」や「特定URLの検索」、またはファイルタイプや更新日、言語などの「指定検索」などのオプションが利用できる。
ウェブ検索を実行した検索結果の画面では、最上部に検索キーワードに連動した「スポンサーリンク」が表示され、その下に検索結果が並ぶ。スポンサーリンクは、Googleの「アドワーズ広告」とライブドアの完全子会社であるジェイ・リスティングが手がける「Jアドリスティング」が混在して表示される。
ウェブ検索以外のシステムは変更がない。「カテゴリー検索」はジェイ・リスティング、「ブログ検索」(未来検索)と「ニュース検索」は自社が手がける。
また、携帯電話向けの検索サービスは自社のエンジンを使っているが、こちらも近くGoogleに切り替える予定で検討している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」