ICANNは4月8日、新たなsTLD(Sponsored Top-Level Domain)として、「.jobs」と「.travel」を認定したと発表した。同ドメインは、アルゼンチンで開催されていた第22回ICANN国際会議にて認定された。
sTLDは、「.museum」(博物館用)や「.coop」(協同組合用)のように、特定の業界やコミュニティに対して割り当てられるドメインで、業界を代表する団体が「スポンサー」となって割り当てを監督する。「.jobs」は人材業界用で、管理はEmploy Mediaが行う。一方の「.travel」は、旅行業界用で、Trallianceが管理する。
ICANNではさらに、カタロニア語コミュニティ用の「.cat」、郵便サービス用の「.post」、モバイルサービスプロバイダ用の「.mobi」の3つのsTLDについても、商業的および技術的な交渉に入ったとしている。
また、これらドメインと同時期の2004年3月に提案されていた「.asia」「.mail」「.xxx」と、2つの別団体より提案された「.tel」については、現在も審議中だ。
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