現在展開中のPepsi-iTunesによる2度目の共同キャンペーンで、iTunesファンがまたもや当選確率を上げる方法を見つけ出した。
今回のキャンペーンでは、3本に1本の割合で専用ボトルに当たりが隠されており、キャップの裏に特別なメッセージが印刷されていればiTunesから楽曲を無償でダウンロードできる。しかし前回と同じく、チャレンジ精神旺盛な音楽ファンは、ローテクな「ハッキング」で当たりボトルを見つけだしている。
この方法は、実は容器を適切な角度に傾ければ「Free Song(当たり)」もしくは「Please play again(はずれ)」の文字が読めてしまう、という至って単純なもの。
オハイオ州トレド在住のブロガー、Rick Reedは最近公開したブログで、「彼らは前回、キャップの裏に(当たりの)コードを記載してはいけないことを学んだと思うだろう。しかし今度も傾ければOKだ」と書いている。
ただし、Pepsiからタダで曲をもらってiPodをいっぱいにするのは難しい。同社では、1人が無償でダウンロードできる曲数を1日あたり10曲、5月末までのキャンペーン期間を通して合計200曲に制限している。また、このキャンペーンでは20オンス(約500ml)入りのPepsi製品を購入する必要があるが、これは一般的にiTunesで販売される曲と同額の99セントで販売されている。
前回のキャンペーンは、当たりが分かってしまうにもかかわらず大ヒットには至らなかった。容器が店頭に並ぶのが遅れ、1億曲の当選数のうちわずか500万曲しか交換されなかった。このときに交換数が伸びなかったこともあり、Appleは初年度に1億曲の売上目標数を達成できなかった。
しかし、iTunes Music Storeの売上は伸び続け、先月には売上が累計2億5000万曲に達した。Appleはその際、現在1日当たり125万曲が販売されていると述べていた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス