インフォプラントは1月19日、「2005年の消費」に関する調査結果を発表した。この調査は2004年12月21日〜12月23日の3日間で15歳以上のインターネットユーザーを対象として行われ、1500名(男性750名、女性750名)の回答を基にしたもの。
このアンケートは、2005年に購入予定の製品をITや家電、自動車など27項目の中から選択する方式である。その結果、全体では携帯電話が37.7%でトップ。以下、デジタルカメラが18.3%、ノートパソコンが17.1%、DVDレコーダーが14.7%、液晶テレビ、ゲーム機がともに14.2%と続いている。
詳細な分類では、携帯電話が50歳以上を除くすべての年代・性別でトップ。男女/年代別では、10代男性でゲーム機が35.3%、20〜30代男性でも非常に多くの割合を占めていることがわかった。20代男女に関してはデジタルカメラ、50歳以上の男女では液晶テレビの割合がそれぞれ高くなっている。
今回の調査結果を2004年1月調査時と比較すると、ゲーム機が8.5%から14.2%と一気に上昇。これは、Nintendo DSとPSPという2大ポータブルゲーム機の登場が大きな要因となっているようだ。また、テレビ関連では液晶テレビが10.3%から14.2%と上昇しているのに対し、プラズマテレビが5.5%から3.2%に減少しているのも特徴といえる。
そのほか、同時に行われた1カ月の小遣い金額の調査では、1万円〜2万円未満が全体の20.7%でトップ。利用頻度が増えそうな外食店に関しては、男性回答者ではラーメン店が32.9%、牛丼チェーンが31.1%、ハンバーガーチェーンが27.6%、回転寿司が26.3%の順だ。女性では、ハンバーガーチェーンの30.4%に続き、ファミリーレストランの29.6%、回転寿司の29.5%、ラーメン店の21.2%、イタリアレストランの21.1%となっている。
同社では、今後も定期的に消費意識調査を行う予定だ。
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