コンピュータアニメーション映画の競争がこれまでで最も激しい今年、Walt Disneyは5日(米国時間)に封切られた待望の「The Incredibles」(邦題「Mr.インクレディブル」)で、ライバル各社を出し抜きたいと考えている。
このアクションコメディはSteve JobsのPixar Animation StudiosとDisneyとの契約による最後から2番目の合同プロジェクトで、全世界での興行収入は6億ドルを超えると見込まれている。
Pixarはこの映画でふたたび技術的な新境地を切り拓いている。今回登場するのは人間のキャラクタ--魚や怪物ではない--で、これを1960年代のテレビアニメのような伝統的な2Dキャラクタとして動かしているのだ。こうしたアニメーションのプロジェクトに取り組んでいるのはPixarだけではない。「The Incredibles」の前にも、DreamWorksの「Shrek 2」や「Shark Tale」などがすでに公開されている。
このようなコンピュータアニメーションの長編映画は、面白い脚本や巧妙な展開とともにその驚くべき視覚効果で批評家や観衆の評価を勝ち取っている。しかし業界--そしてその背後にある技術--はまだ初期の段階にある。
なおDisneyとPixarはこれまでにも、「Toy Story」や「Finding Nemo」などの作品を共同で世に送り出している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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