米大統領選挙に関する情報を入手しようと、何千万人ものユーザーがネットを利用した結果、両候補の関連サイトやマスコミ各社のサイト、そしてさまざまなブログでは、米国時間2日にアクセスの急増が見られた。
インターネットの統計をまとめるComScore Networksの発表によると、「Bush-Cheney '04」および「Kerry-Edwards 2004」の両サイトでは、通常の火曜日の平均を大幅に上回るヒット数を記録したという。米国時間3日午前に再選が確定したBush陣営のウェブサイトには、投票日当日におよそ38万人がアクセスしたが、これはふだんのアクセス数に比べて101%も多い数字だという。またKerry陣営のサイトでは、ふだんより128%も多い48万ヒットを記録した。
なお、前日1日のアクセス数はGeorgeWBush.comが31万7000件で、Kerryサイトの30万6000件を約3%上回った。Kerryサイトへのアクセス数は通常の月曜日より128%多く、またBushサイトへのアクセス数も103%多かったと、ComScoreでは説明している。
2日にはマスコミ各社のウェブサイトでもトラフィックが大幅に増加した。たとえば、The Washington Postサイトでは毎日の平均を98%上回る110万件を記録し、またFox Newsサイトでも通常の約73%増となる180万件のアクセスがあった。
ほかのニュースサイトでも同様のトラフィック増が見られ、CNN.comでは63%増の560万件、The New York Timesでは32%増の94万4000件、Drudge Reportでは60%増の98万件、そしてC-SPAN.orgは、通常より450%も多い6万2000件のアクセスがあった。
一方、この日は各種のブログサイトにも、大勢のウェブユーザーが押し寄せた。
政治関連の分析サイトDaily Kosには8万6000件のアクセスがあり、これまでの火曜日の最高記録を250%上回った。また、Wonketteという別の政治関連ブログについては、ComScoreでは具体的な数字を把握していなかったが、同社ではWonketteへのトラフィックが通常時を240%上回ったとしている。
各種のブログサイトでも2日はトラフィックが上昇した。「Blogger」へのアクセス数は33万3000件となり、通常日を10%以上上回った。また「TypePad」では30%増の9万5000件のアクセスを記録した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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