ヤフーは、自社が運営するインターネット総合サイト「Yahoo! JAPAN」のアクセス数が、10月20日に初めて1日あたり10億ページビューを突破したと発表した。
10月20日に10億3000万ページビューを記録した「Yahoo! JAPAN」は、1996年4月1日に検索サービスとして開始以来、およそ5カ月後の1996年9月10日に100万ページビューを突破。1998年6月2日に1000万ページビュー、2000年7月6日には1億ページビューを達成するなど、利用者数を飛躍的に増加させてきた。この理由について同社では、インターネットの普及とともに変化する利用者のニーズに的確に応えてきたことを挙げている。また、家庭へのブロードバンドの普及により、インターネットの利用者数や一人あたりの利用時間が急増していること、パソコンからだけでなく携帯電話からのインターネット利用も日常的になっていることも大きな要因といえるだろう。
同社によると、現在提供しているサービスは情報掲載、コマース、コミュニケーションツールなど合計70以上。いまやインターネット利用者の8割以上が利用する国内最大、世界でも有数のインターネット総合情報サイトに成長を遂げたという。2004年9月末の利用状況は、アクティブユーザーID数が1176万、「Yahoo!プレミアム」の会員ID数は447万、月間総ページビュー数は234億2300万にも及んでいる。また、家庭からの視聴率が84.3%に対し、職場からも91.1%を記録しているのも特徴だ。
インターネットの利用者数や一人あたりの利用時間はさらに増加し、利用シーンや利用形態もますます拡大していくことが予想されるため、同社では「Yahoo! JAPAN」のサービスを人々の生活のあらゆる場面 「ライフエンジン」として利用できるように、さらなるサービスの拡充に努めていきたいとしている。
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