ヤフー、リクルート、その子会社であるオールアバウトの3社は9月6日、ヤフーとオールアバウトがインターネット事業で業務提供するとともに、ヤフーによるオールアバウトへの資本参加について合意した。3社が9月7日に明らかにしたもの。
オールアバウトは、さまざまな情報を17分野、約300種類のテーマに分け、テーマごとにガイドと呼ばれる担当者が情報を収集/編集/提供するウェブサイトAll About Japanを運営している。サイト開設は2001年2月15日で、2004年7月時点のユニークユーザー数は1120万人という。資本金は1億円。
この業務提携により、オールアバウトはヤフーのポータルサイトであるYahoo! JAPANの集客力をいかし、「集客/認知度向上による事業成長のスピード化、収益拡大、ブランド強化を目指す」(3社)としている。一方、ヤフーは「編集力とコンテンツ開発能力を持つオールアバウトとの連動により、多様化するインターネット利用者と広告主のニーズと要望に応えていく」(3社)。今後、両社は広告商品の共同開発や共同事業の展開などについて検討を進める。
業務提携にともない、ヤフーはオールアバウトの第2位株主であった米Aboutが保有するオールアバウト株式を全株取得し、さらに第三者割り当てによる増資を引き受ける。これによりヤフーは、オールアバウト株式の41.3%(2万3335株)を保有する第2位株主となる。
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