Roxioが米国時間11日、Napsterの音楽サービスを米国の現役/退役/予備役の兵士に提供することになったと発表した。同サービスは、米陸空軍生活品販売サービス(Army and Air Force Exchange Service:AAFES)が運営するサイトCentricMall.comを通して提供される。 CentricMallは既に約40社の小売業者やサービスプロバイダと提携して製品やサービスを提供しており、Napsterもそうした業者の1社として、米軍各部門の兵士たちに、サブスクリプション形式やダウンロード形式のサービスを割引価格で販売する。
Roxioの最高経営責任者(CEO)のChris Gorogは声明のなかで「軍隊関係者、特に海外にいる関係者の間で、デジタル音楽に対する需要が高いことが分かった。そのニーズを満たすために、われわれは一丸となって取り組んだ」と、述べた。
音楽サービスNapster 2.0のようなデジタル商品が、同サイトで提供されるのは初めて。サイトにアクセスできるのは、現役、退役、予備役の軍人や海外在住の米国務省職員、国家警備隊員とその家族に限られる。
「どこにいようとも、われわれの顧客が(AAFESを通して)新しいサービスを受けられるのは、喜ばしいことだ」と、AAFESを統括するKathryn Frost少将は声明のなかで述べた。
Napsterという名前は過去のPtoPネットワーク論争を連想させるが、Roxioから提供されているものは、完全な契約者向けサービスだ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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