ニフティは8月5日、大量の迷惑メール(スパムメール)の受信を拒否する対策を同日より実施すると発表した。具体的には、架空アドレス向けメールの発信元に対して受信拒否を行う。これにより、同社は「現在断続的に海外から発信されている迷惑メールの数を大幅に削減できる」とみている。
対策の発端となった大量迷惑メールは、7月22日より断続的に1日平均2回程度、毎回2時間〜3時間にわたって海外より発信されている。前日までに計数十回、数千万通の該当メールが@nifty会員向けに発信されており、そのうち99%以上のメールが宛先不明であった。該当する時間帯には、通常の数倍の負荷が同社のメールサーバにかかり、@niftyメールサービスの受信が遅延するという問題が発生していたという。
この問題を解決してシステム負荷を軽減するため、同社は架空アドレス向けメールの発信元に対して受信拒否を行う対策を実施した。
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