宇宙の知的生命体を探すのもよいが、ただし職場ではやめたほうがいい。
オハイオ州雇用/家庭サービス局のある元職員は、このメッセージをしっかりと胸に刻んだことだろう。同人物は、職場にある州のコンピュータでSETI@homeを動かしたために、先週同局から解雇されてしまった。SETI@homeは、コンピュータユーザーが地球外生命体探しのためにマシンの処理能力を寄付できるようにするアプリケーションだ。
クリーブランドの地元紙The Plain Dealerの記事によると、Charles Smithというこの職員は、昨年10月からSETI@homeのアプリケーションを同州のサーバ上で動かしていたことを告白して解雇されたという。Smithは取調官に対し、同プログラムを稼働させていたのは午後7時から午前7時の間だけだったと語ったが、しかし局長のTom Hayesは厳しい反応を示したと同紙は伝えている。
「自分にない知性を持った生命体を宇宙に求める彼の願望は理解できる。警備員がこの男を庁舎の外にワープさせてくれたので、みな安心できるようになるだろう」(Hayes)
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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