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NASAの火星探査機--着陸の様子を火星周回衛星が撮影

2008/05/27 15:59
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 火星探査機Phoenixが最初に送ってきた一連の画像から、発電に必要な太陽電池パネルが計画通りに展開したことが確認された。また、カメラの支柱と天候観測装置も準備を完了している。

 着陸は米国時間5月25日夕。その約2時間後には最初の写真を送ってきた。26日夕方にはさらなる写真が送られてくるだろう。

 それは「火星の美しい風景だった」。Phoenixの構成と情報の管理を担当する技術者Brent Shockley氏は、25日の夜、そう自分のブログに書いている。

 Phoenixは2007年8月からの4億2200万マイル(6億7900万km)におよぶ旅の末に火星に着陸した。今後3カ月間にわたって探査を行い、地表近くの氷が融解するのかや、土壌に生命に必要な成分がないかを調べる。

Phoenixが最初に送ってきた画像のうちの1枚。(提供:NASA/JPL-Caltech/University of Arizona)

 Phoenix計画で探査の責任者を務めるアリゾナ大学(アリゾナ州トゥーソン)のPeter Smith氏は、26日に行われたNASA TVの記者会見で「探しているのは液体の水だ。氷が解けるかどうかが問題だ」と述べた。

 同氏によると、火星の土壌は「地球の北極に見られるアクティブな表層」を思わせるという。土壌にひび割れがあり塵や砂で埋まっていないことから表層が「凍結と融解を繰り返している」ことがわかる。

 一方、NASAの火星周回衛星Mars Reconnaissance Orbiterからは非常に興味深い写真が送られてきた。Phoenixが長い旅の最後に火星にパラシュートで降下している様子をとらえた写真だ。NASAジェット推進研究所(Jet Propulsion Laboratory)のプロジェクトマネージャーBarry Goldstein氏は、この写真を「壮観」と表現している。Mars Reconnaissance Orbiterは、今後、PhoenixとNASA間の通信を中継する。

 Phoenixは、数日以内に7.7フィート(約2.3m)のロボットアームを動かし始め、このアームを使って約1週間以内に土壌のサンプルを集める。

 太陽電池パネルで発電したエネルギーを利用して約90日間にわたり活動する計画。

 「恐怖の7分間のあとには喜びの3カ月が待っている」。上機嫌のGoldstein氏は、26日の記者会見で着陸の最終の7分間についてそう語った。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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