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Facebook、プラットフォームのコードを他のソーシャルサイトにも開放へ

2007/12/13 12:52
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 いま、われわれが予想もしなかったことが起ころうとしている。Facebookがデベロッパープラットフォームのアーキテクチャをそのほかのソーシャルネットワーキングサイトにも開放すると発表したのである。これによってFacebookの戦略は「閉鎖的」すぎるという批判が現実的な意味を持たなくなるとともに、まだ実際には導入されていないGoogleのOpenSocialイニシアチブにも大きな打撃を与える可能性が出てきた。

 FacebookのシニアプラットフォームマネージャーであるAmi Vora氏は米国時間12月12日、ブログの投稿で次のように発表した。「(われわれは)当社のプラットフォームアーキテクチャを1つのモデルとしてそのほかのソーシャルサイトに開放し、当社の取り組みの成果を分かち合いたいと思っている」とVora氏は書いている。「事実、『Facebook Platform』の手法とタグをそのほかのプラットフォームにもライセンス供与する予定さえある」(Vora氏)デベロッパーページでは、「現在、Facebookアプリケーションを開発している10万人のデベロッパーは、余分な作業を一切加えることなく自分たちの成果物をそのほかのソーシャルサイトでも利用可能にすることができる」と説明されている。

 カリフォルニア州パロアルトに本拠を置くFacebookは公式声明で、同社は、プラットフォームアーキテクチャをそのほかのソーシャルサイトに対するモデルの1つとして利用できるようにし、これは絶えず変化する製品の当然の進化だとみなしていると述べている。

 この発表は、OpenSocialのパートナーであるLinkedIn、Friendster、Beboの3社がGoogleの運営するプログラムとは別個に独自のデベロッパープラットフォームイニシアチブをリリースした後になされた。

 その1つであるBeboはデベロッパーコードを特にFacebookと互換性を持たせるように設計している。結局のところ、これがFacebooの戦略のすべてだったようだ。Beboは、この新しいFacebookの「オープンな」プラットフォームコードを実装する初めてのメジャーソーシャルネットワークである。

 Facebookは声明で同社の今後のライバルについて、「Beboがわれわれの成果を活用してくれるのをうれしく思う。このためにわれわれは、完全で便利なプラットフォームの設計や構築に力を注いできた」と述べる。「複数のソーシャルサイトを越えて同じプラットフォームを使用することは、みんなにとっていいことである。デベロッパーは自分たちのアプリケーションの範囲を広げることができ、ソーシャルサイトは自分のサイト向けのより多くのデベロッパーを引きつけることができる。また、ユーザーはウェブのどこにいようともより良いエクスペリエンスを得ることができる」

 しかし、Facebookはまた声明で、これは特別のアライアンスというわけではないということを強調している。「これは、Beboとのコラボレーションでもパートナーシップでもない」と声明で明言している。「Facebookの持つ理念の根幹は、オープン性と誰でもアクセス可能なことだ。だから、どのソーシャルサイトでも、Facebook Platformを独自のプラットフォームの手本にできるようにすることをわれわれは決定したのだ」

 5月にFacebookのデベロッパープラットフォームが最初に導入されたときには、これをきっかけにしてデベロッパーの活動が非常に活発になり、ソーシャルネットワークへのサードパーティーの貢献に対する関心も高まった。GoogleはOpenSocialの準備が整う数カ月前にそれを発表したが、これは主としてFacebookの巨大な力に対抗するPR作戦だった。そしてPlaxoなどの一部のOpenSocialのパートナーは、すでにOpenSocialが具体的な成果を上げていると主張している。

 しかし、そのほかのパートナー企業はコードの安定性が判明するまで待っているところであり、これはOpenSocialが具体的な成果というよりは、大部分はまだコンセプトの段階にとどまっていることを意味している。

 Facebookは「オープン性」に向かう動きもうまく利用することができるだろう。「塀で囲まれた庭」という批判に加えて、「Beacon」広告プログラムをめぐる論議や最高経営責任者(CEO)であるMark Zuckerberg氏の過去に対する疑惑のために、シリコンバレーの人気者というFacebookのイメージは下火になっていた。

 この新しい動きによってFacebookの印象がより親しみやすいものになる可能性が高い。「これは簡単かつオープンな情報の共有というビジョンに向かう1つのステップに過ぎない」とVora氏は発表で述べている。「当社ではそのほかのソーシャルサイトが独自のプラットフォームをリリースするときにそれをサポートしたいと思っているし、特にデベロッパーとユーザーにとってメリットが増えることを望んでいる」(Vora氏)

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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