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ケータイカメラで現実をゲームに変える「オオスガさん」

2007/09/18 12:36
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 携帯電話のカメラや通信機能は、現実をゲームに変えてしまうようだ。プレーヤーが実際に行動を起こさないとクリアできないゲームが、東京ゲームショウ2007に登場する。

 芸者東京エンターテインメントは9月20日より幕張メッセで開催される東京ゲームショウ2007において、携帯電話のカメラやメール機能を活用したモバイルゲーム「カメラとか活用型実体験エンターテインメント それは無理だよ!オオスガさん」を公開する。ゲーム内で与えられた指令をプレーヤーが実際に行うことで、ゲームをクリアする。

「カメラとか活用型実体験エンターテインメント それは無理だよ!オオスガさん」 「カメラとか活用型実体験エンターテインメント それは無理だよ!オオスガさん」でプレーヤーに与えられる指令
070918_tge2.gif 他のプレーヤーがゲームをクリアするために撮影した写真を見ることもできる

 具体的には、ゲームをクリアするために「○○の写真を撮影してこい」といった指令が与えられる。これに対し、指定されたメールアドレスに写真を送信するとゲームクリアとなる。画像認証技術を使って指定された写真であるかどうかを判定するため、違う写真を送った場合は次のステージには進めない。送信した写真はサイト上で公開され、ほかのプレーヤーがどういった写真を撮ったかが見られるようになっている。

 芸者東京エンターテインメントは2006年10月に創業した設立したベンチャーで、代表取締役社長の田中泰生氏はテクモで携帯電話ゲームなどの開発に携わっていた。

 2007年7月には独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の未踏ソフトウェア創造事業として、田中氏らが開発しているリコメンデーション技術「日常生活における、重要でない事柄への意思決定支援システム」が採択されている。これは「今日の昼食は何がいいか」といったトピックについて、利用者の行動から好みに近いと推測されるものを推薦する技術。今回のゲームにも使われており、ゲーム内でプレーヤーが選んだ行動に応じてゲームの内容が変わるようになっているという。

 ゲームはFlashを利用し、すべてウェブ上で展開される。このため専用アプリをインストールする必要はない。利用料金は無料で、NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルの第3世代携帯電話に対応する。

 また、参加者が東京ゲームショウのコンパニオンの写真をアップロードすることで得点を獲得し、ランキングを競う写真共有型ゲーム「魔王のエンマ帳」も提供する。

 今回はアルファテストという位置づけで、11月中旬よりベータテストを開始し、2008年初頭に本サービスを開始する計画。収益源はバナーやコンテンツマッチ広告のほか、企業とタイアップしたゲームコンテンツの提供などを考えているという。「ユーザーがアクティブに参加し、しかも写真やコメントなどの情報が集まってくる仕掛けなので、高い広告効果が見込める」と田中氏は話している。

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