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超人ハルク、著作権侵害者を倒す

2003/06/26 12:46
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 ニュージャージー州在住のある男性が、怒ると凄まじいパワーを持つ怪物に変身してしまう気分屋の科学者の物語、「The Hulk」(邦題:「超人ハルク」)の違法コピーを配付した罪で有罪の判決を受け、最長3年の禁固刑と25万ドルの罰金を科せられるかもしれない

 米連邦地検の声明によると、ニュージャージー州ハミルトン在住のKerry Gonzalezは、著作権侵害の罪でニューヨーク南部地区連邦地方裁判所から有罪の判決を受けた。

 連邦検事のJames Comeyに提出された訴状によると、Gonzalezは同名映画の初上映(米国では6月20日)より約2週間前に、同映画の「編集済みプリント」のビデオテープを、担当の広告代理店に勤務する友人から入手したという。Gonzalezは映画を家庭用コンピュータにコピーし、無許可で複製できないよう映画にかけられていたセキュリティをソフトウェアツールを使って解除した。

 訴状によると、Gonzalezは6月6日には十分な品質のデジタルコピーを完成させ、違法コピー映画を扱うインターネットのチャットルームに頻繁に出入りする仲間の映画ファンと、これを交換し始めた。

 「The Matrix Reloaded」(邦題:「マトリックス・リローデッド」)といった大作映画のコピーが、劇場公開前にインターネットで流通するケースはしばしばある。

 陳述によると、GonzalezはFBIのComputer Hacking and Intellectual Property Squad(コンピュータハッカー/知的財産対策チーム)の捜査によって特定されたという。Gonzalezには9月26日に判決が言い渡される予定だが、最長3年の禁固刑と25万ドルの罰金を科せられる可能性がある。

 政府による著作権問題への一層の介入を擁護するLamar Smith下院議員(共和党テキサス州選出)は、今回の捜査を大歓迎した。

 「超人ハルクは誰もが知っているマンガのヒーローだが、著作権侵害者はだれにも分からないように不法なやりとりをしている。今回FBIが著作権侵害者を公にしてくれたことは、称賛に値する」(Smith)

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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