全米レコード工業会(RIAA)が4月に、大学ネットワーク内でNapsterに似たMP3音楽ファイル検索・共有サービスを行なっていた学生4人を訴え、1億ドルもの損害賠償を求めていた訴訟で、各学生がRIAAに1万2000ドル〜1万7000ドルを支払うことで和解に達した。この訴訟は、RIAAがP2P海賊行為に関して、企業ではなく学生を直接訴えた初の裁判として注目されていた。
被告側の学生らは、和解に達したものの自分の行為の非を認めていない。被告の1人でプリンストン大学2年生のDaniel Pengは、「悪いことは全くしていないと思っている。平和的に和解に達したことは嬉しいが、アーティストのためにも、もっと大きな問題が解決するよう願っている」とコメントしている。
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