全米レコード工業会(RIAA)は4月3日(米国時間)、米国の学生の間で横行する違法なファイル交換に歯止めをかけるため、大学内のネットワーク上で違法なファイル検索サービスを運営していた学生4人を告訴した。このシステムはPtoPのファイル交換サービスNapsterと似ているが、Napsterは新しいコンピュータネットワークの構築を支援するサービスであるのに対し、このサービスはすでに存在するネットワーク内の検索を目的としている点で異なる。以前ファイル交換サービス企業側の弁護士としてRIAAと争った経験のあるFred Von Lohmannは、問題のサービスはあくまで既存のネットワーク上で入手可能な情報源のインデックスを提供しているにすぎず、そのためのツールの構築や利用に違法性があるとは思えない、と述べた。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス