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SARSの猛威にITも降参:台北のトレードショー延期に

2003/05/01 14:51
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 来る6月2日から6日まで台北で開催が予定され、海外から2万人以上の来場者が見込まれていたComputex台北トレードショーが、新型肺炎SARS(重症急性呼吸器症候群)の影響で延期されることになった。このショーの主催者である中華対外貿易振興協議会と台北コンピュータ連盟が4月30日に決定したもので、同イベントは今年後半に順延される。

 「渡航制限強化をはじめ、バイヤーの来場にネガティブな影響を与える恐れのあるすべての要因を詳しく検討した結果、この延期という決定に至った」と主催者は声明のなかで述べている。

 台北コンピュータ連盟の広報担当者Kay Changによれば、主催者は来場者およびバイヤーから意見を聴取し、この決定発表に対して双方から支持を得ているという。

 WHO(世界保健機構)によると、昨年末に中国で症例が発見されて以来、SARSの感染者はこれまでに全世界で5460人に上り、また350人以上が死亡している。

 台北市長Ma Ying-jeouは、同イベント開催にあたって、先月20万通に上る招待状を海外からのバイヤーに発送し、台北の安全さを訴えたが、そうしたマーケティングの努力も空しく、今回の延期となった。また新たな開催期日は、今月末までに発表される予定。

 SARSの影響で計画変更を余儀なくされた台北のIT関連イベントは、このComputex台北トレードショーにとどまらない。5月上旬に予定されていたSoftexには、HP、IBMをはじめと200社以上の企業が参加を表明していたが、SARS発生以来の80社以上が参加を取り止め、その他の企業もキャンセルを要望している。

 これを受け、Softexを主催する台北コンピュータ連盟では、参加を予定していた企業に出展料の50%を払い戻した。

 いっぽう、シンガポールで開催予定のCommunicAsiaについては、いまだに開催か否かがはっきり決まっていない。同イベントの主催者は今週中に発表を行う予定でいる。

 これら3つのトレードショーは、どれも海外からの来場者への依存比率がきわめて高いが、SARS発生以来そうした来場者の数は激減している。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。

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