企業向けコンテンツマネジメントソリューションの開発、販売、保守を手がけるジゾンは4月27日、同社のウェブコンテンツ管理システム(CMS)「HeartCore(ハートコア)」シリーズの新製品として、新たに「HeartCoreホスティングEdition」「HeartCoreLite(仮称)」の2製品をラインナップに加えると発表した。
ハートコアは、エンタープライズ向けCMSとして国内で100社、世界で2800社の導入実績を持つジゾンの中核商品。ウェブサイトの多目的利用に対応し、コミュニティ機能、コマース機能、マーケティング機能などをオールインワンでパッケージングしている点が特徴という。ユーザーのニーズに合わせて、レコメンデーション機能やTwitter連携機能なども実装しているという。
新たに提供されるHeartCoreホスティングEditionは、すでに多くのサイトを運営している事業者や多くのグループ企業を抱える企業が、横断的にサイトの管理や改良を行う場合に、コストや運用の面で効率的にポートフォリオ管理を実現できる商品。複数サイトを運営する大規模企業への展開や、ホスティング業者との協業による提供を計画しているという。また、HeartCoreLite(仮称)は、ハートコアを利用したサイト構築の経験をベースに、ジゾンが中小企業向けに新たに設計したCMS製品となり、中小規模のウェブサイトで高い費用対効果を発揮するとしている。同社では、この2製品とHeartCoreとを合わせて「ハートコア・ファミリー」として製品展開し、中小企業から大企業、さらにホスティングよるスケーリングにまで対応可能なCMSとして訴求したい意向だ。
新製品の価格は、HeartCoreホスティングEditionが管理対象1社あたり1万円、HeartCoreLite(仮称)は、39万8000円前後となる見込みだ。販売開始は10月を予定している。
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