KDDI、アプリケーション単位でネットワークの優先制御ができる付加機能を提供

 KDDIは、KDDIグローバルネットワークサービスの付加機能「アプリケーション最適化サービス」の申し込み受付を4月1日に開始する。KDDIがネットワークの一部としてユーザー宅内に最適化装置を設置し、月額定額料金で提供する。

 これはユーザーのネットワーク内で使用されるアプリケーションを識別し、アプリケーション単位でネットワークの優先制御や高速化ができるというものだ。トラフィックをユーザーの希望に応じて最適化することで、通信回線の容量を増やすことなく、利用環境の改善や業務の効率化が図れるとしている。

 世界170の国と地域で提供する。グローバルネットワークを集中管理している顧客の統括拠点から、すべての拠点の設定を一括してできるという。

 対象となるのはKDDI Global Powered Ethernet、KDDI Global IP-VPN、KDDI Global IP-VPN エコノミー、海外エリアネットワークマネージドパッケージの4つ。月額料金は最適化装置が1拠点につき2万円から、仮想最適機能が同1万円。別途、サービス導入金がかかるとのことだ。

「アプリケーション最適化サービス」 アプリケーションごとにトラフィック量を識別できる

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